PROナビを利用してのエピソード【アスクラボメールマガジン】

■長期出張

今年、東京へ長期出張(3ヶ月)する機会がありました。
出張前には、各担当者の活動を直接見ることができなくなる事に対して心配をしていました。
 
しかし、出張中も、担当者の日々の活動は「PROナビ」を通じて報告されていたため、岡山と東京という距離を感じることなく、状況を把握する事が出来ていました。
 
そのおかげで、長期出張終了後であっても、社内の状況に対してそれほど違和感無く対応出来たように思います。
PROナビへの日報の登録が、社内に定着しているおかげだと思いました。
 
PROナビの利用が業務に定着している事は「すごい」と再認識したエピソードでした。

■担当者からのサイン

担当者に対して、「困った事があったら相談して・・」といっても相談にはなかなか来てもらえません。
しかし、担当者が日報に何気なく書いた内容が相談になっている事があります。
 
日報の中で、「・・・する事がいいと思い。○○した。」と書かれていることがあります。
 
私がその内容を読んだ時、「・・・する事がいい」と感じたのは、その担当者だけではないか? その「○○した」事は、お客様と「約束した事」なのか? 「約束していない事」なのか?という疑問を感じる事があります。
 
ことの大小はありますが、多くの場合、日報を書いた技術部門の担当者は、営業の担当者がお客様と当初約束していた内容を知らないケースが多いため、その内容をPROナビの履歴や口頭でのコミュニケーションにより確認するように勧め、また自分自身も心がけています。

しかし、普段から報告しない人は、口頭でもシステム上でも報告をしません。
その人たちに対して、最初から利用する事を求めてはいませんが、利用効果を感じてもらい、各担当者へ恩恵を与えることが非常に重要であると考えています。
 
改めて「報告・連絡・相談」の重要性を感じさせられたエピソードでした。

■後書き

弊社では、「PROナビの利用技術を磨く」をスローガンにしています。
各担当者が日報を登録するといったPROナビの利用により、書くことの習慣付けがなされています。
そのことにより、以前は表面化していなかった事に気付ける部分も増えてきました。
もちろん最初の頃は毎日の登録が苦痛でしたが・・。

今回のエピソードは、PROナビを利用して得られた経験値でした。
 
効果を発揮するのは、ツールではなく、そのツールをどのように利用するか?という事を意識しながら利用し、開発へ反映させる! 弊社が、大事にしている事です。

(アスクラボ株式会社 本社ソリューション技術部マネージャー 秋山 誠)