人は興味ある事項についてはエネルギーを費やす
ユーザエネルギーはこの心理に基づいて開発した仕組みです。
お客様の来社・面会・電話・メール・サイトアクセス・予算申請・稟議申請等の反応が、お客様の費やしたエネルギーです。
それをお客様の役職や階級毎に点数化して、本気度を数値化します(基礎的な部分での権利を取得しています)。
これにより商談成約の可能性が可視化できます。
また売上数字以外でいかに「お客様の興味を獲得したか」という、通常は目に見えない部分も可視化され、人事評価に活用できます。
この度、他社システムとの連携のため「ユーザエネルギー計測機能」を特許ライセンス販売することとなりました。
お客様のシステムに、このユーザエネルギーの機能や考え方が加わる事で、様々なメリットが見いだせると思います。
是非一度ご検討頂けると幸いです。
特許取得済
案件を受注し、その要因を考察すると、次のような事項から「案件受注の可能性」を感じとってきました。
- 担当者(営業窓口)が話を聞いてくれた
- 一回だけの面会ではなく、アポイントを申し込むと面会をしてくれた
- 担当者が上司を紹介してくれた
- 商談に関わる関係者が増加した
- 経営者層に面会ができた
- 経営者に共感してもらえた
- 経営課題に関する商談には、経営者層も参加してくれた
- こちらから提示する資料に対して質問があった
上記例のようなエネルギー取得のポイントは、ユーザエネルギー計測機能では、お客様の商材や対象ユーザーによって自由に設定が可能です。
社員数が数万人の大企業が相手でも、数百人の中堅企業が相手でも、受注に至るまでの流れや経緯は類似しています。
上記のような反応を数値化できれば、案件規模の大小を問わず、確度を図る事ができます。
この「案件エネルギー」の見え方については、下の「図3.案件エネルギー一覧」をご確認ください。
また案件を問わず、顧客から得たエネルギー全体を見れば、その顧客と継続的に接触できているか、顧客の関心が薄れてないかを確認できます。
この「顧客エネルギー」の見え方については、下の「図2.顧客エネルギー一覧」をご確認ください。
ユーザエネルギーの主な用途
お客様の本気度をはかる
自社の行動に対するお客様のリアクションを注視します。
メールや電話、訪問といった対応の方法や質問の有無。
そういった反応で、案件に対するお客様の本気度をはかります。
稟議ルートを意識した交流を図る
窓口担当者・管理者・経営陣といった各層に対しての接触状況を可視化します。
稟議決済に対して影響度の大きいキーマンとの接触も有効です。
スタッフのモチベーション向上
売上数値による評価のみではなく、お客様から得た顧客エネルギーも活用して評価を行います。
お客様の興味を維持できるスタッフは、とても重要な人材です。
繰り返し発注いただける環境構築
管理者は案件が発生しているお客様のみでなく、過去に実績があるお客様との接触を保ち、新たなニーズを獲得するための行動を行います。
(顧客との接触が保たれているかどうかは、下の「図2.顧客エネルギー一覧」で確認できます。)
アスクラボのユーザエネルギー活用事例
組織営業力強化ツール『PROナビ』には、ユーザエネルギー計測機能が標準搭載されています。
顧客や案件に関する活動を「日報」として登録して、そこからユーザエネルギーを抽出します。
アスクラボではユーザエネルギー機能を、次のように活用しています。
エネルギー獲得を評価指標として活用
商談運営への貢献度を示す指標として、ユーザエネルギーを活用しています。
顧客の興味を引き続けていることを、担当者の評価対象として考慮しています。
顧客エネルギー獲得値を確認
重要顧客として、以下のフィルターを用意して活用しています。
・直近3ヶ月の間で、エネルギー獲得が10ポイント以下
・3ヶ月前と比較して、エネルギーの獲得が半分以下
案件エネルギー獲得値を確認
「顧客エネルギー」と同様に、案件ごとのエネルギー獲得値を活用することで、案件のステータス管理を行います。
ユーザエネルギー計測ツール
PROナビを導入しなくても、ユーザエネルギー機能は、計測ツール単独でのご利用が可能です。
このツールは、お客様環境に既に導入されているシステムから、エネルギーの元となるデータを抽出する前提です。
特許ライセンス提供
ライセンスをご購入頂く事で、お客様はユーザエネルギー計測機能を、ご自由に作成可能です。
契約期間中は、自由にカスタマイズ可能な「ユーザエネルギー計測ツール」を無償でご提供します。
またアスクラボにて、運用支援や要件定義支援を有償で行うサービスもあります。
特許ライセンスの詳細や、その費用につきましては、お気軽にお問い合わせください。